第8回サイクルマラソン阿蘇望

2005年7月16日(土)〜18日(祝)


 地獄の阿蘇望が始まって8年が経ちました。途中、小さなコース変更はありましたが、今回は結構大きな変更がありました。一番大きなのはスタートゴール地点が移動しカルデラ内部になったことでしょうか。全体的に距離・高低差とも小さくなり地獄の阿蘇望が普通の阿蘇望になった感があります。果たしてその実態は!?エクシー&YABAIから五人で参加してきました。

 大会前日の土曜日は移動日です。どらチャン号は大きいので5人5台積載でも余裕です。一路、熊本へ向けて走ります。
余裕の車内いつもの壇ノ浦PAで休憩です。

 少し遅れて14時に熊本入りです。いつも寄っているおいしい熊本ラーメンのお店「大黒」で昼食です。焦しニンニクの風味とゆで卵がとても美味しいです。
大黒ラーメン熊本ラーメン

 昼食が終わると阿蘇望へと向かいます。当初はミルク牧場に行く予定でしたが時間が遅くなったこともありコース前半を下見してみることにします。今年のコースは俵山峠が復活し次のようになっています。

 南阿蘇村アスペクタ〜俵山峠〜西原小森〜地蔵峠〜白水村・銀河高原ビール〜吉田登山道〜阿蘇山頂広場〜いこいの村〜一の宮町・坂梨〜根子岳・箱石峠〜高森町〜南郷谷〜久木野村〜南阿蘇村アスペクタの4峠、106q!!

 やはり最後に壁のように立ちはだかった復路の地蔵峠がなくなったのは大きいですね。初参加のぢゅごんちゃんもこれなら完走できそうです。

 地蔵峠を越えて南阿蘇村アスペクタへ、ここは以前「グリーンピア南阿蘇」だった所ですが今は閉鎖されたる施設です。前日受付を済ませて俵山峠へと向かいます。ここは高低差はあまりないものの旧道となっているので路面状態はあまりよくなく道幅も狭いので注意が必要です。峠には風力発電機が何機も建っていて圧巻でした。
俵山峠のどらチャン号風力発電機

 宿はお決まりの「くまもとエミナース」です。スタート地点近くの宿でも良かったのですが料金的に納得できる所が見つからずに例年通りとなりました。
 夕食、明日の準備を済ませて床に就きました。天気予報では天気は良さそうです。

 日が替わり大会当日です。雲は少しあるものの良い天気になりそうです。と言う事は暑くなるということでもあり、暑さに弱い人にとっては辛いかもしれません。

 コンビニで買出ししておいた朝食を済ませて会場の
「南阿蘇村アスペクタ」に向かいます。
 閉鎖されている施設だけに駐車場は草むらと化していました。これは結構辛いものがありました。簡単にでもいいから草刈をしておいてほしいものです。用意を済ませて開会式に臨みます。
草だらけの駐車場開会式
 諸説明、各賞の発表などを終えてゼッケン順にスタート地点に向かいます。スタート地点は南阿蘇村アスペクタ入口ゲートです。
スタート地点

 第1組は9時のスタートです。おらとぢゅごんちゃんは第5組のスタートです。どらチャンはおらたちより前の組で、やんにしさんとくまちゃんは後ろの組でスタートします。

 9時20分、おらは8回目の、ぢゅごんちゃんは初の阿蘇望のスタートです。一旦100mほど下って一つ目の峠「俵山峠」に向かいます。
俵山に向けて

 しばし平地を走りますが登坂に向けて良いアップになります。本線を離れ旧道へと向かいます。第一回大会のときは行き帰りとも俵山峠を走りましたが車が多く大変でしたが、今はトンネルのある新道が出来ているので交通量も少なく走りやすいです。峠までは高低差300mなので足慣らしにのんびり行きましょう。

 途中でやんにしさんが追いついてきます。そこからしばし三人で走ります。俵山峠を越え風力発電機のそばを通り抜け下っていきます。道に砂が浮いている所もあるので気を付けて降りていきます。
俵山を下ります。

 トンネルのある本線と合流すると道幅も広がり気持ちよくダウンヒルできます。
X形の橋が特徴あります。

 小森で左折して第2の峠「地蔵峠」に挑みます。ここは高低差900mあり途中小さいアップダウンもあるのでトータルでは1000m超えるかもしれません。頑張っていきましょう。

 時間も10時をまわり気温が高くなってきました。標高は高くなっているものの体が熱くなってきます。ボトルの水もどんどんなくなってきます。途中で先行していたどらチャンをとらえ先へと進みます。暑さに弱いぢゅごんちゃんも頑張っています。
地蔵峠へ向かうぢゅごんちゃん

 さー、給水ポイントに到着です。ここでボトルに水を補給しなくてはなりません。しかし・・・、大変なことになっていました。用意していた水がなくなっているのです。前代未聞の出来事ですがないものは仕方ありません。スタッフが一生懸命割ってくれた氷のかけらをもらいボトルに詰めこみます。
給水ポイント熊本平野がよく見えます
 どらチャンも到着しましたがくまちゃんがかなり遅れています。とりあえず先行させてもらうことにしておらとぢゅごんちゃんがスタートします。

 どんどん高度を稼ぐと気温も下がってくるので少しは走りやすくなります。と言っても無理は出来ないのでマイペースで上って行きます。そして12時すぎに地蔵峠をクリアーします。
まだ笑顔のぢゅごんちゃん

 峠を過ぎた直後の橋の上からは絶景が望めます。いつもここでは記念撮影してしまいます。今から向かう阿蘇山上も良く見えます。そうこうしているとやんにしさんも追いついてきました。くまちゃんとは会えなかったみたいです。
阿蘇山を望むやんにしさんも記念撮影です。

 ここからは豪快なダウンヒルの始まりです。ぢゅごんちゃんも軽快に下っていきます。高低差で700m下ると昼食会場です。新しく出来た施設みたいで観光物産館も併設されています。実は地元からの要請でゴールもアスペクタからこちらに変更になっています。
 どらチャンも加わり四人で昼食です。あまり豪華とは言えませんがおなかが満たされていきます。
美味いずら〜
 さて、くまちゃんですがまだ到着しません。かなり遅れているので完走は厳しそうです。
 あとから聞いた話では腰痛が悪化して走れる状態ではなかったみたいで、なんとかここまで来てからリタイアしたそうです。残念

 時間も13時をまわり暑くなってきました。今からは登坂プラス暑さとの戦いです。頑張ってスタートします。

 次の登坂の手前には「池の川水源」があります。冷たく美味しい水なのでボトルへと補給し、さらに体に掛けて暖まった体を冷却します。冷たい水はとても気持ちが良いです。この水浴び中にどらチャンとやんにしさんが先行して行きます。
気持ち良い〜

 ここから第3の峠「阿蘇山上」まで700mの登坂です。景色はとても良いのですがかなり厳しい坂です。気温もどんどん上がり酷暑となってきました。おらは過去全ての阿蘇望に参加していますがもしかしたら一番暑いのでは!?

 ぢゅごんちゃんの顔からも笑顔が消えています。もともと暑さと登坂が苦手なので予想以上の暑さに疲れ果てています。スピードもかなり落ちています。頑張れ!ぢゅごんちゃん!!
阿蘇望山上へ頑張るぢゅごん

 おっと、木陰で休んでいるのはどらチャンではないですか!どらチャンも暑さは苦手なのでかなり辛いことでしょう。その後どらチャンは再スタートして草千里まで行きリタイアしたそうです。残念!!

 暑い!暑い!本当に暑いです。景色はこんなに綺麗なのに今回だけは雨が降ってほしいです。
坂はまだまだ続く

 約400mほど登った所で時間は15時30となりました。残り1時間30分で箱石峠を越えてゴールするには今のスピードでは厳しくなりました。ぢゅごんちゃんにとってこれ以上のスピードアップは体温が上がりすぎて危険です。おらも夫婦揃ってのゴールを目的としていたので一人でゴールへは向かえません。二人で話をして草千里まで登りそこでリタイアすることにします。
 となれば今度は時間に余裕が出てきました。のんびりと登ることにします。ぢゅごんちゃんにも笑顔が戻ってきます。
峠まであと少し

 今回は終始鴛鴦走行となりました。

 15時、やっと「草千里」まで到着しました。ぢゅごんちゃんにとって、これだけの坂道を登ったのは初めてでしょう。良く頑張りました。そのご褒美にとても綺麗な景色が見れました。
雄大な草千里
 後は来た道を引き返し、坂を下ればゴールです。たっぷり時間があるのでソフトクリームでもなめながらのんびりを決め込みます。辺りにはリタイヤした人たちが何人かいます。

 30分ほど経ったでしょうか、のんびりしすぎてもいけないので下山することにします。疲れているのと車が多いので気をつけて下ることにします。途中では展望台に寄ったりしながら阿蘇の景色を楽しみます。

 帰り道もしっかりと池の川水源によって休憩です。お昼より水を汲みに来た人が増えていますね。白川水源に比べて規模は小さいですが気楽に立ち寄れるのが良いですね。
またまた池の川水源

 そして16時30分ゴールに帰ってきました。リタイアを告げて中に入ります。そこにはすでにリタイアしていたどらチャンとくまちゃんの姿がありました。しかもどらチャンは一旦アスペクタの車まで戻り、ここまで運んでくれていたのです。感謝!感謝!です。
ゴールどら&ぢゅごん

 残すはやんにしさんだけです。ただ一人リタイアせずに走っています。頑張っているやんにしさんに対して天は最後の試練を与えます。夕立が雷とともに降ってきたのです。しかも豪雨です!お湿り程度だったら気温が下がり楽になるのですがかなり厳しい降り方です。しかし、それにもめげず17時05分やんにしさん見事完走です!!ホント立派でした!!
ただ一人完走のやんにし

 雨も止んだので片づけを済ませ宿へと向かいます。今夜のお宿は昨年大好評だった「地獄温泉清風荘」です。昔ながらの温泉宿は疲れた体を内側から癒してくれます。
館内はこんな感じ

 浴場は内湯の他に露天風呂が3箇所、特に「すずめの湯」は雰囲気といい最高です。しかも混浴・・・。まずは体を洗いたいので内湯に入ります。阿蘇望で疲れ果てた体を心地よいお湯が癒してくれます。

 お次はお腹を満たしに食堂「曲水庵」に行きます。真ん中に水路を配したつくりで、たらいに乗ってお肉が運ばれてくるといった凝った演出が楽しいです。料理はちょっとだけ豪華に名物地獄鍋です。三種類のお肉と鍋がとても美味しいです。
お食事処お肉早く焼けないかな
 後ろの席には偶然にもYCSC(広島)のattack084ご夫妻がいらっしゃいました。こちらは夫婦揃って完走されたそうで羨ましかったです。

 後は就寝までの時間、温泉に入ったり、部屋でのんびりしたりしながら過ごします。

 そして最終日、5時に起きて朝風呂へと向かいます。そう一番人気のすずめの湯へ行くのです。ぢゅごんちゃんは混浴はだめなので人がいなかったら入ることにして向かいます。しかしすでに何人かの入浴客がいました。残念ですがぢゅごんちゃんはすずめの湯の脱衣所にある内湯だけを楽しむことにします。
清風荘正面入り口すずめの湯の内湯
 おらはもちろん外湯です。無骨な木造が景色とマッチしてとても良い感じをかもし出しています。浴槽のすぐ近くには源泉もあり、硫黄で岩が黄色くなっていました。
源泉

 みんなも起きてきたので朝食へと向かいます。バイキング方式の朝食は種類も多く腹いっぱい食べることが出来ます。また自家製玉子の目玉焼きも美味しかったです。
朝食中でーす。炭火で焼く目玉焼きは美味です。

 今日は例年通り阿蘇望ファームランドに行ってお土産を物色して広島に帰る予定です。清風荘を後にファームランドに向かいます。

 阿蘇は観光地だけあっていろいろなスポットがあります。そのうちの一つ「みつばち牧場」が面白そうなので寄って見ることにします。
みつばち牧場

 館内には蜂蜜で作った多種多様な製品がずらりと並んでいます。試食などもでき、なかなか流行っていました。我が家もお土産としてゆず風味の蜂蜜をゲットしました。
何か良い物ないかな実際の蜂の巣です

 お次はお決まりの阿蘇ファームランドです。ここはまるで巨大ショッピングセンターでお土産を探すには最適です。ただ、あまりにも種類が多すぎて選ぶのには迷ってしまいますが。みんな両手にお土産を抱え広島へと帰りました。

 今年はコース変更により比較的落に走れるかと思っていましたが、「地獄の阿蘇望」は健在でした。そう簡単には完走させてもらえませんね。来年こそは全員で完走したいものです。