萩往還2005
2005年 4月24日
エクシーの定番的行事になった感のある『萩往還ツーリング』。全長約53キロの萩往還は、1604年毛利氏によって参勤交代の「御成道(おなりみち)」として開かれ、幕末には維新の志士たちも頻繁に往来した歴史の道です。急な山道や峠などの難所も多く、石畳の道もところどころ残っています。もちろんそんな所は自転車では無理!?と言うことでそれに添って走る車道をコースとして走ってきました。
集合地点は防府競輪場のある天神山公園駐車場です。集合は8時15分でしたが全員が8時には集合、これだと予定通りスタートできそうです。担当者としては大助かりです。
今回のメンバーはどらチャン、ふじさん、すなさん、あっちゃん、秀宝飯さん、ポパイさん、やんにしさんの七人とサポートカー担当のノーステールです。萩往還ツーリングは距離100km以上,高低差1700mと大きくハードコースです。でも、このメンバーならサポートカーの定員オーバーにはならないでしょう。すぐ近くの防府天満宮に移動して用を足します。今回は急ぐ旅なのでお参りはせず通過となります。さて、8時40分「萩往還ツーリング」スタートです。
今回も極力 本来の萩往還に添って走る予定です。裏道走行も多くありますが安全に走れるところでもあるので担当としては安心です。
R262を通り山口市に入ります。ここからしばらく交通量も多く危険なので歩道走行も多くなります。でもここの歩道、結構走りにくいのが欠点です。
山口ICでR262を離れます。ここからはサポートカーでの道案内が厳しくなります。前回参加者に道案内をお願いし、サポートカーと離れた時のために瑠璃光寺待ち合わせにします。
山口市街地は萩往還に添って走るには道が複雑で危険な所もあるので走りやすいところを通るようにします。さらに景色の良い一の坂川沿いも走行します。ここは蛍でも有名な所で以前に比べかなり整備されていました。
9時40分「瑠璃光寺」到着です。大内文化の粋を集めた国宝の五重塔は見事ですが、今回は少し変わったところで「うぐいす張りの石畳」を案内します。
ある一定の場所で手をたたいたりして音を出すと、前方の階段方向から音が共鳴して跳ね返ってくるのです。よくある鳴き竜と同じ現象ですがとても面白いです。
うぐいす張りを楽しんだ後は萩往還最大の難所「坂堂峠」に挑みます。距離7.5kmで高低差450mを登ります。みんなガンバレー!!さすがに登坂は脚力の差がはっきり出ます。ふじさん、あっちゃん、ポパイさんの三人は終始先頭を引っ張って行きます。少し遅れて後続が続いて一の坂ダムを通過します。この辺りはまだまだ余裕がうかがえます。
斜度10%超もあるので後続組みに疲れが見え始めました。秀宝飯さん、すなさん、やんにしさんが集団で登り、この後にマイペースで上るどらチャンがいます。
登坂の途中に「六軒茶屋跡」の案内板があります。時間が許すなら寄り道すると良い所です。萩往還の休憩所があったところで石畳や休憩所が復元されています。
長い長い登坂を上りきり10時30分坂堂峠到着です。自販機とトイレもあるのでしばらく休憩です。
ここまで時間は予定より早いペースで来ています。平地などで良いペースで走ってきているからですが、山岳が続くので後半が怖いです。
ここからは長〜〜〜い下り坂の始まりです。車に気をつけるように注意しスタートします。佐々並市の道の駅手前で右折します。ここには宿場があったところでちょっと寄り道です。
ふたたびR262に戻り「道の駅あさひ」で休憩です。弁当を買い忘れた秀宝飯さんもここで買出しです。
続いて二つ目の大きな?登坂の始まりです。距離3.7kmで185m登ります。
おっと、ふじさん余裕のピースサインですね。剣山&王滝に向けて走りこんでる成果ですね。
峠を通過し本来の萩往還は一升谷と呼ばれる山道となります。MTBなら走れそうですがロードは無理なのでR262を豪快にダウンヒルします。ここの下りは交通量が多いのが欠点ですが気持ちよく下れます。途中、あっちゃんのパンクもありましたがロスタイムも少なく萩へと向かいます。
坂を下りきると明木市です。宿場町として御茶屋や駕籠建場もあったところです。
コースは萩有料道路へと進みます。萩往還はこれと平行に走っていますが道がとても狭く小さなトンネルもあるのでサポートカーは有料道路を通り昼食場所の「萩梅林園」で皆を待つことにします。ここでは萩在住のGTOさんと合流し萩を案内をしてもらうことになっています。
自転車組みも到着し、程なくGTOさんも合流します。梅林園の広場に座り込みお弁当です。雲ひとつない快晴で、暑からず寒からずと気候もよく、とてもおいしく食べることが出来ました。
ここから萩観光になるので車は不利です。ノーステールも自転車を用意しポタリングモードです。GTOさんを先頭にまずは萩駅に向かいます。
萩の玄関としては東萩駅の方になるため、こちらはひっそりとしています。改札は別の入り口で正面入り口に見えるところは資料館の入り口となっています。
しばし見学後、次は明倫館です。「明倫館跡」は国の史跡にも指定されている藩校の跡です。藩校としては水戸の弘道館,鹿児島の造士館と並ぶ大規模なもので現在も明倫小学校として利用されています。
以前にも増して整備された萩をポタリングしながら目的地の萩城へ向かいます。
萩市の北西、指月山の麓に立つ「萩城跡」は毛利氏の居城で史跡に指定されています。
この堀には鯉と亀が大量にいて餌をねだる姿は異様な光景です。それを眺めるご一同。
萩城を後にし市街地の路地裏走行に移ります。われわれだけだと迷子になりそうな路地裏をGTOさんの案内の元進みます。途中には聞いたことのないような旧家が多数あり、さすがは歴史の街萩です。
萩観光最後の地はやっぱり「松下村塾」です。萩で一番の観光地なのか大勢の観光客がいます。とても小さな塾ですが、ここから明治維新の原動力となった逸材を多く輩出したのは驚きです。
萩観光も終わり、14時 防府までの復路に移ります。ノーステールのみ梅林園にサポートカーを取りに行き皆を追いかけます。
道の駅あさひまではR262でなく阿武川,佐々並川に添って走ります。坂道としては緩いのですが狭い狭い道が続くので結構神経を使います。
ふたたび道の駅あさひで休憩し後半最大の登りに挑みます。距離8kmで200mの登坂です。坂堂峠に比べれば小さな峠なのですが疲れが溜まってきている足にはかなりきついみたいです。
その餌食となったのがどらチャンとやんにしさんです。二人とも根性で走っていますがかなりのペースダウンです。当初予定していた仁保&荷卸峠越えのコースは時間的に無理みたいです。とりあえずいつも通りR262を戻るコースに変更します。
なんとか16時までに峠を通過し山口市街地に向けて下ります。R9は交通量も多く下りとは言え危険です。みんな、安全運転で下りてね。のこす峠は高低差60mと100mの二つのみです。斜度も緩いのでサポートカーに乗る人はいないでしょう。あと少し頑張って行こう!!
最後の峠を越え先行している五人が後続を待ちます。しかし、なかなか来ません・・・。聞けば最後の最後でハンガーノックになったとか。う〜ん、二人ともベテランなんだから気をつけようね。何はともあれ無事だったのでホッと一安心です。
後はゴールまで来た道を引き返すだけです。そして17時25分、無事天神山公園ゴール!!です。
今回は参加者の頑張りもありサポートカーのお世話になる人もなく、コース変更があったものの18時までにゴールできたのは担当としては助かりました。歴史の道「萩往還」、今度は私自身も走り、コース紹介に掲載したいと思っています。