蒜山山岳ツーリング&ポタリング

2003年 8月24日


 岡山県北部に位置し鳥取県との境にある『蒜山高原』、ジャージ牛が戯れる牧草地は、のどかな雰囲気をかもしだしサイクリングにはうってつけです。今回はそんな高原をのんびり走る「高原ポタリング班」と高原を飛び出し蒜山を一周する「山岳ツーリング班」とに分かれ、総勢12名で走ってきました。

 数日前から暑さが戻り、8月下旬にもかかわらず今年一番の暑さになりそうです。道の駅「蒜山高原」に9時30分に集合し用意をします。
道の駅 蒜山高原準備中

 ツーリング班は距離72km,総高低差1700mのコースを4時間30分で廻る予定です。一方、ポタリング班は1周28kmの蒜山サイクリングコースを廻りながら随所にある観光スポットを見て廻る予定です。双方、15時に駐車場に戻ることにして一足早く用意の済んだポタリング班がスタートします。少し遅れて私の走るツーリング班も用意が済み10時30分にスタートします。

山岳ツーリングスタート

 まずはのんびりとサイクリングコースと平行に走っている県道422を東へ進みます。左右に広がる蒜山高原の自然が気持ち良いです。
蒜山高原

 国道313号に出て少し走り県道325号へと左折します。ここから第1の峠で160mの登坂です。最初の登坂なので私はのんびりと上って行きます。先頭はふじさんが引き、その後ろを本日新車を投入したマダムさんが続きます。坂バカ日本一決定戦「マウンテンサイクリングin乗鞍」に間に合うように設えた自転車で、完成車で7kg台と軽量マシーンです。乗った感触は・・・「あまり変わらない。」登坂はやはり辛いみたいですがコーナリングは鋭くなったそうです。
 峠付近は道路工事中で予想外の砂利道に苦労しましたが、押したりしながら通過し鳥取県三朝町へと入ります。そうそう、蒜山は大山のすぐ隣ということもあるのか、鳥取県と思われている人もいますが、しっかり岡山県なので間違わないでね。

 国道482号に合流し左折して進むと気持ちの良いダウンヒルの始まりです。登坂では力を出し切れないどらチャンも、この時のために蓄えた?体重を活かしてかっ飛んで行きます。こいでもいないのにすごいスピードです。私は一生懸命ペダルを回しなんとか付いて行きます。

 坂を200mほど下ったところで県道306号へと左折します。ここから第2の峠で高低差は260mの登坂です。途中にある不動滝までは10%の坂が続く急坂でみんなのペースもかなり落ちます。先頭を引くのはやはりふじさんで快調に上っていきます。後続はノーステール(私),マダムさん,うに@さん,やんにしさん,すなさん,どらチャンの順番です。
奥に先ほど下った坂が見えます。ふじさんを追う。

 不動滝で一旦休憩し皆揃って再出発です。若干下ってから再度上りになり第2の峠を越えていきます。
峠を通過するどらチャン
 ここから関金町です。この道は幅員の狭いと道だと思っていましたが、実際は2車線の広い道で急カーブが所々あるものの関金町の街中まで気持ち良く下れました。

 街中に入ると交通量も増えるので注意しながら走行します。数十mの丘を数回越えながら県道50を進み倉吉市へと入ります。ここでうに@さんのボトルの残量がほとんどないとのこと。そういえば私のボトルも少なくなっています。自販機により補給を済ませます。なんと言ってもこれから990mの新小屋峠を上らないといけないのですから。
ボトル補給

 県道34号に移り蒜山方向へと進みます。ここが今回のコースの最低地点で標高40mです。新小屋峠は標高990ですが途中40mほど下るので総高低差は結局990mとなります。しかも気温が高くとても暑いです。みんな根性を入れて峠に挑みます。
標高差990m、やったるぜ!

 最初の数キロは斜度の緩いだらだら坂です。多くの人が嫌っていますが私は急坂よりだらだら坂を得意としているので快調に先頭を走りみんなが続きます。
 4kmくらい上ると斜度がきつくなってきます。いよいよ本格的な登坂の始まりです。ここまで来ると暑さと疲れでバラけての走行となります。そんななか7月20日の阿蘇望後、瀕死の状態だったうに@さんが、すばらしい回復力で良い感じで上ってきます。乗鞍に賭ける意気込みが伝わって来ますね。

暑い、疲れた・・・
 標高500mの中間地点で休憩します。本当は休憩なしで一気に上る予定でしたがこの先に2箇所分岐があるので迷ったら大変なので注意をするためです。
 全員揃ってコース説明、そして新小屋峠の先の待合せ場所も決めて出発します。

 地蔵峠(560m)を越えると見晴らしがよくなってきます。同じ登坂でも景色の良い所の方が上っていて気持ち良いですね。
良い景色じゃのぅ

 さて、暑さのせいでボトルの残量が残りわずかになりました。東大山橋を渡ったところにある自販機で最後の補給です。ボトルを満タンにして残り4km,高低差220mに挑みます。

 上を見ると蒜山が望めます。まだまだ先は長そうです。ふ〜・・・
まだまだ遠い蒜山

 坂は緩くなったりきつくなったりを繰り返します。ペースを乱さないように上って行き13時57分に新小屋峠を通過します。
新小屋峠990m

ここから少し下ると待合せ場所の鏡ヶ成国民休暇村入口です。ちょうど石碑の影が涼しそうだったので、そこで皆を待ちます。すぐ隣の芝生広場では多くの家族連れで賑わっています。
鏡ヶ成国民休暇村入口芝生広場

 最初に現れたのは、なんと病み上がりのうに@さん、すごいですね。

やんにし号到着
 次は耐久レース明けのやんにしさんが到着します。その後、ふじさん,マダムさん,すなさんと続き,無事どらチャンも到着し全員登頂成功です。マダムさんとどらチャンは途中足が攣ったそうで、二人とも1週間後にレースを控えているだけに心配ですね。

 ここからは「蒜山大山スカイライン」を蒜山高原までダウンヒルです。途中の鬼女台からは蒜山高原の美しい景色が望めます。
蒜山高原

 交通量が若干多いのが気になりますが気持ちよく坂を下っていきます。約10分で360m下り切り蒜山高原でも一番にぎやかなところに出ます。このあたりはジャージー牛の放牧地も多くありのどかな雰囲気に心が和みます。
牧草地が広がります。ラップサイロ
 おっと、右の写真のこれは確か「ラップサイロ」と言われる物ですね。貯蔵施設が必要なく運搬も楽なので固定式サイロに取って代わろうとしています。

 ゴールまであと僅かです。所々蒜山サイクリングコースを進みます。左手には雄大な上蒜山の姿が望めます。
サイクリングコース上蒜山

 そして15時10分に 全員ゴールします。このあたりは数分前まで大雨が降っていたみたいで車と道路が 濡れています。そのせいでポタリング班は今から向かうやつか温泉「快湯館」で雨 宿り中で 車で迎えに行くことにします。
ゴール!!疲れました。
 後片付けをして車を走らせます。しばらくして雨が降 り出します。しかも大雨で雷までなっています。ツーリング中に遭わなくて本当に よかったです。 やつか温泉に到着しポタリング班と合流して温泉に入ります。
やつか温泉「快湯館」
 やわらかなお湯は肌 がすべすべし気持ち良かったです。途中落雷による停電もありお湯が出なかったり と貴重な経験もして蒜山高原を後にしました。

 そうそう、ポタリング班は名物のジンギスカンは食べなかったものの、蒜山ジャー ジーランド・遊園地(ヒルゼン高原センター)・そばの館などを観光して楽しんだ そうです。
ポタリング班真新しいサイクリングコースは気持ち良い。

[コース図&高低図]