しまなみ縦走

2003年4月27日(日)
クラブエクシーの4月クラブツーリングは毎年100kmを超えるツーリングです。これは5月3日に大分県の国東半島で開催される『ツール・ド・国東』の練習を兼ねているからで、県内の場所を変えつつルートを選んでいます。今年は「しまなみ街道」を往復することにしました。大島と大三島を大回りする160kmコースとサイクリングコースを往復する140kmコースの2グループで尾道をスタートします。
朝8時30分、尾道市役所横の駐車場に集合します。今回の参加者は非クラブ員3名を含めた10名で、内3名が160kmを予定しています。サイクルウェアーに着替え、日焼け止めクリームを塗り、用意を済ませて9時15分に尾道を出発します。向島までは交通量が多く危険な尾道大橋を渡らず尾道名物の渡船を利用します。
おっと、桟橋にはわざわざ三原から見送りに来てくれたマダムさんが・・・、手を振りお別れです。
狭い尾道海峡を渡り向島上陸です。ここからが正式なスタートです。雲ひとつない青空の下、元気よくペダルを回します。朝まだ早いのか、交通量も少なく気持ち良く向島町内を駆け抜けます。向島は一つ目の島なのでまだまだ元気です。
最初の橋「因島大橋」を渡り因島へと入ります。この因島は棋聖「本因坊秀策」誕生の地として知られフラワーセンター前には大きな碁盤が新たに設置されていました。
このフラワーセンター前とすぐ先の運動公園周辺は若干の登坂がありますが、みんな元気に駆け抜けます。いつも怖い街中もそれほど交通量が多くなくスムーズに通り抜けました。おっ、ぢゅごんちゃん、にこやかに2つ目の橋「生口橋」を通過しています。
生口島区間はまったくのフラットです。往路は島の南側を走行します。交通量も少なく、一列棒状になって進みます。しかし、それはかんとくの先頭交代から崩れ出しました。時速30km弱で走行していましたが、かんとくが30km強で抜いていきます。集団もペースをあわせます。この時、結構いい追い風が吹いていました。再びノーステールが35kmで先頭交代します。さらにどらチャンまで先頭交代に加わり、いつのまにか集団のスピードは48kmにまでなっていました。多々羅大橋までの数キロは辛かったです。当然、ちぎれた人もいます。多々羅大橋の登り口でみんなを待ち、ここまで休憩を取らずに来ているので多々羅大橋を渡ったところにある道の駅「多々羅しまなみ公園」で休憩することにします。途中には鯉のぼりが元気よく泳いでいます。天気も良く風も強くないのでとても気持ちのいいツーリングです。
道の駅でゆっくり休憩後再スタートします。大三島区間は距離が短いのですぐに次の橋「大三島橋」にたどり着きます。ここまで来るとみんなに疲れが出てきています。橋への登りで数名が遅れ始めます。と言っても距離が短いのでそんなに待つこともなく次へと進めます。5つ目の島「伯方島」も走行区間が短いのですぐに通過してしまいます。うに@さんが道の駅「伯方S・Cパーク」のところで「腹減った〜!」とつぶやいていましたが補給食があると言うことで糸山サイクリングターミナルを目指します。13時までにはそこで昼食が摂れるでしょう。
「伯方・大島大橋」を渡り大島に上陸します。左手は狭い海峡になっていて(能島の瀬戸と言います。)、時間帯が良かったので川のように流れる潮流を見ることができました。
海岸線から離れるといよいよ登坂の始まりです。この先には大きくはありませんが峠が二つ待ち構えています。登坂の苦手の人にとっては辛い区間です。
坂が始まってすぐにぢゅごんちゃんの左足に異変が現れます。「あたたたたた、足が攣った・・・。」
足をぶらぶらさせながら回復を計ります。と言っても完全には治るわけもなく、痛めた足で坂をクリアします。吉海町に入り次の峠を目指す予定でしたが、ぢゅごんちゃんの足が心配なので県道49を通ることにします。海岸線のこの道は若干の遠回りになるものの平坦路になるので比較的楽に走れるのです。
来島海峡大橋も近づき四国も間近です。それにしても良い天気です。さて、ぢゅごんちゃんの足の状態はあまりよくありません。再び攣ったりしています。他にも疲れている人がいるみたいです。来島海峡大橋の入り口で予定を変更して二手に分かれることにします。昼食はこの先の「よいうみいきいき館」で摂ることにして疲れている人は直接向かい、四国に渡りたい人は橋を渡り糸山まで行きUターンして戻ってくることにします。私はガンガンこぐほうではないので直行組にします。
「よいうみいきいき館」にはすぐ到着しました。早速レストランに入り食事です。丼にうどん、各自好きな物を頼み腹を満たします。四国まで行ったチームが戻って来るまでにはまだまだ時間がかかります。外の椅子に座りのんびり休憩です。
おっと、お忘れかんとくが珍しくのんびりしています。実はかんとくは実家から集合地点の尾道まで約70kmの距離を自走していたのです。さすがです!
さて、四国組も戻り食事を済ませて全員集合しました。
再び県道49を通り吉海町の中心へと進みます。途中には蓮華が綺麗に咲いていました。
補給食がなくなっている人もいるのでコンビニに立ち寄ります。
しばし買出し&休憩後出発しようとしたらうに@さんが「あ、パンクしてる。」みごとにタイヤがペッタンコになっています。すかさずかんとくがパンク修理に入ります。これが早いのなんのって、現役時代に慣らしたことだけはありますね。私はと言うと皆に160kmコースに行くかどうか聞いてみます。ところが当初予定していた人から返事が返ってきません。結構疲れてるんですね。と言うことで全員で140km完走を目指します。ほぼ来た道を戻ります。疲れのため、登坂では脚力の差が出てきているので数グループに分かれての走行が続きます。
再び「多々羅しまなみ公園」で休憩し、お楽しみの瀬戸田のジェラートを目指します。しまなみ海道を走るときには必ず立寄るのですが、ここの「塩アイス」がとても美味しいんです。集団のスピードも上がらなくなってきました。でもジェラート目指して頑張って走ります。
瀬戸田町の町中に入るとほどなくジェラート屋「ドルチェ」到着です。多くの観光客がすでに店先のベンチでジェラートを食べています。われわれもその一員となります。でもベンチはないので地べたに座りこんでですが。
う〜〜〜ん、美味しい!!塩アイスの甘さの中の塩辛さが、なんとも言えず美味いです。
さー、後はゴールを目指すのみです。残す島と橋は2つです。すでにセンチュリーランペースを下回り予定時間はオーバーしています。でも時間的余裕はまだあるのでのんびり行くことにします。
生口橋を渡り因島に入ります。午前中に通ったところを避け海岸線を走ります。こちらの方は坂がほとんどないからです。と言っても小さな坂でも集団がばらけます。普段走っていない人はかなりきついみたいです。
ぢゅごんちゃんは一番最後尾で走っています。痛めた足がかなり辛そうです。でも根性で走っています。がんはれー!
最後の橋「因島大橋」を渡り向島まで戻ってきました。ここまで来ればゴールは間近です。坂もなく残す距離は8kmです。復路は島の南を走ります。こちらの方が断然交通量が少なく走りやすいんです。干汐海水浴場のところで左折して渡船乗り場に向かうのですが、後ろを見ると一人足りません。なんと今度はどらチャンが遅れています。超久しぶりのツーリングはやはり辛かったみたいです。どらチャンを待ってから、さらに速度を落として進みます。残すは4kmです。
そして17時45分渡船乗り場ゴールです。後は駐車場までの数百メートルを残すのみです。
ぢゅごんちゃん、完走した喜びで泣いています。(実はふりだけ。)後で聞いてみると後半はすごくと足が痛かったそうです。ホント、良くがんばりました。
渡船で尾道に戻り片づけを済ませて、それぞれ帰路に着きました。
しまなみ海道は自転車に乗っている人だったら一度は走ってみたいところです。ただ実際のところは長距離ツーリングとなり橋ごとの登りは結構疲れるのも事実です。それだけにセンチュリーランの練習には良いかもしれませんね。ロケーションも最高ですから。これからもいろいろなバージョンでしまなみを楽しもうと思います。